2008年8月19日火曜日

近くの戦国時代謂れを尋ねた

●大野城秘話を尋ねて!

身近なところにある戦国時代の謂れを尋ねてきた。

伊勢湾を見晴るかす小高いところにある大野城である。

DSC00871.jpg

DSC00864.jpg
佐治水軍を率いて知多半島を領していた佐治與九郎一成氏の居城で、
その妻は、信長の妹お市の方の三女小督である。
何故ここに嫁いだのだろうか?
戦国時代とて将棋のこまのように操られたのだろう。
小督は秀吉により佐治氏とは離別させられ、秀吉の養子秀勝と再婚させられ、秀勝が朝鮮戦争で戦死するや今度は家康の嫡子秀忠に再々婚させられ、後の三大将軍家光を生んでいる。

一方残された一成氏はどんな思いだっただろうか?
ここにある石像もどこか憂いを漂わせて居る様に見えてしょうがない。


DSC00861.jpgこのような

政略結婚の最初の舞台が、こんなに近くのこの大野にあったとは露知らなかった。
天守閣に見立てた展望台からの絶景のロケーションを見下ろしながら同行のH氏と戦国時代に暫し思いを馳せていた。彼方では
中部国際空港へ離着陸する飛行機も映像を見るが如く目に入る。

それに海に向かって吹く風が心地良く全身を弄んでくれる。
オー シオナダ 秋がチョッピリ微笑んだようだ!


大野城 常滑市金山
名鉄常滑線西ノ口駅下車東徒歩10分

0 件のコメント: