2008年10月8日水曜日
珍島へ 9
9.珍島ものがたりの珍島へ
海が割れるのよ 道ができるのよ
島と島とが つながるの
こちら珍島から あちら茅島里まで
海の神様 カムサハムニダ
天童よしみの珍島物語に歌われている珍島へ渡る。本島から立派な橋が架けられ陸地と一体化している。地図を見ると釜山を発って朝鮮半島の南西端まで来た事になる。300km以上は走っただろうね。
韓国では3番目に大きい島だそうだ。海が割れるのよ!島と島がつながるの!の現場まで車を走らせる。道路も整備されているが年に数回起こる海割れ時には人と車で島が溢れるらしい。
今日はその日では無いので閑散としている。
茅島里が見渡せる展望場所まで来ると虎とハルモニの石像が島の方向を向いて立てられていた。
珍島物語の元になった民話はガイドの話では、
「ヨンドンサリの伝説」
大昔、この地方の島にトラが出没し危険になったため全村民が2.8km離れた芽島へ避難しました。
しかし一人のおばあさんがいやだと言って島に残った。その後おばあさんは体が衰え、家族が恋しく、寂しくなり
山に登り竜王様に再会を祈願しました。
竜王様はおばあさんの熱心な信心に動かされ二つの島に虹の橋をかけてやると約束しました。
そうしたところ、両方の島をつなぐ奇跡の海の道が出来、念願であった家族との再会が出来たと言う話から
毎年、霊登(ヨンドン)祭を行うようになったそうです。
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